ジャブはパンチの基本
ジャブはパンチの基本中の基本と言われる。
ボクシングを始めるとまず習うのが「ジャブ」。それも繰り返し繰り返し。
何度も何度も。体にしみこませる。
「はじめの一歩」の初期の名シーン。
木から落ちる葉っぱを10枚掴むシーン。そう、あれが「ジャブ」
『キックボクシング史上最高の天才』『神童』那須川天心のジャブとは?
ジャブとは?
- パンチの基本中の基本で、一番大事なパンチ
- ジャブは距離を測るため(キックボクシングではジャブを効かせることは想定していないby天心)
- 距離をはかることができ、相手を嫌がらせることができる
- 相手をコントロールできる=試合を自分が作る
ジャブの打ち方
- 自分のシルエットをブラさない
- 前足を前に踏み込まない。後ろ体重にしてさっと戻す。
- 拳は握らずに、指の第2関節あたりで、スナップをきかせる感じ※ここマル秘
- 当てるよりは、鞭やタオルのように「引く」イメージが大事
- 効かせたい強いジャブは拳を握る
応用
- 軽いジャブと重いジャブを織り交ぜ、強弱をつける
- 相手のミット(ガード)やボディを打ったり、横や下から出すことでパターンが増やす
那須川天心の「ジャブ」いかがでしたでしたか?
やってみるとわかるのだが、そもそもスピードがない。
余分な動きがある(相手に読まれる)。何回もやってると疲れてくる。
これは本当に何度も何度も体に覚え込ませる必要がある技術。
最短、最速、ノーモーション。これが大事かと。
相手のジャブをパンパンと食らっているようだと、
相手のスピードについていけてなく「パンチが見えていない」ことになる。
自分のジャブのスピードを上げつつ、さっとよける動体視力も鍛えたいところ。
またwikipediaには
「ジャブ」は強さよりもスピードとテンポを重視しており、威力を犠牲にしてスピードを極限まで高める特性から、しばしば格闘技における最速の打撃技とも称される。
腰の回転を使わず腕の瞬発力をもって放つため、相手に与えるダメージは大きくはない。ジャブはダメージを与えることに主眼を置かず、
- 距離をはかり、連続攻撃のきっかけを作る
- 細かいダメージを蓄積する
- 正確に当て続けポイントを稼ぐ
- 相手の視界をさえぎる
- わざと出して相手を誘う(相手に反応させることで射程距離に入り、ディフェンスから攻撃に結びつける)
といった様々な使用法がある